妊娠時に陥りやすい葉酸欠乏症の原因と症状は?防ぐための対策も

 

妊活中から妊娠中に積極的に取ることを推奨されている栄養素と言えば葉酸ですね。

 

厚生労働省が定めた日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、18歳以上の女性の葉酸摂取推奨量は1日240μgとされていますが、妊婦はこれにさらに240μgをプラスした480μgになっています。

 

非妊娠時であれば緑黄色野菜などを摂っていれば極端に不足することは少ない葉酸ですが、妊娠時は胎児の成長に多く使われるため、どうしても不足しがちになります。

 

そして極端に葉酸が不足してしまうと、葉酸欠乏症という症状が出てしまう場合があります。

 

ここでは、葉酸欠乏症とはどんな病気なのかについてまとめました。

 

葉酸欠乏症の原因は?

 

葉酸欠乏症はその名の通り葉酸が不足してしまうことで起こる病気です。

 

主な原因としては普段から栄養バランスが悪いなど栄養不足であることですが、妊娠時に葉酸が大量に必要になることで摂取量が追い付かずに不足するケースもあります

 

また、アルコールを大量に摂取しすぎることで葉酸の吸収が悪くなることから引き起こされることもあります。

 

葉酸欠乏症の症状は?

 

葉酸欠乏症の主な症状は貧血です。

 

貧血の原因として一般的にイメージされるのは鉄分不足ですが、葉酸不足でも巨赤芽球性貧血という貧血が起こります

 

初期段階としては疲労感、そしてその次にめまいや息切れ、顔の蒼白などの症状が現れます。

 

その他にも下痢や体重減少、食欲不振、口内炎などの粘膜系のトラブルが現れることもあります。

 

葉酸欠乏症を防ぐには?

 

葉酸欠乏症を防ぐためには、やはり特に妊娠中は葉酸が不足しないよう意識的に取るということが大事です。

 

モロヘイヤやほうれん草、ブロッコリーや枝豆などの葉酸が含まれる食品を毎日十分に食べるように心がけましょう。

 

ただ葉酸は吸収率が50%程度と低いので、吸収率を上げてくれるビタミンB12が含まれる食品と一緒に取るようにしましょう。

 

ビタミンB12が多く含まれる食品には、しじみや牡蠣などの貝類やレバーなどがありますよ。