葉酸は妊活中にも摂ったほうがいいの?その理由とは?

 

葉酸はビタミンB群の仲間で、水に溶ける性質を持つ水溶性ビタミンの一つです。

 

でも、最近は妊婦さんが摂るべき栄養素だというイメージが強いですね。

 

葉酸には細胞分裂を助ける働きがあり、胎児の器官がどんどん形成されていく妊娠初期に十分に摂ることで、神経管閉鎖障害という先天性疾患のリスクを下げてくれるとされています

 

でも、実は妊活中から葉酸を摂っておいたほうが良いのです。

 

ここではその理由についてまとめました。

 

妊娠に気付いてからの摂取では遅い

 

実際に葉酸が必要なのは妊娠初期ですが、実際のところは妊娠に気が付いたときにはすでに妊娠4~5週になっています。

 

しかし、胎児の脊椎というのは実は妊娠してから妊娠6週までにはほぼ完成します。

 

受精卵が着床してからどんどん細胞分裂を進めていく際にも葉酸は使われますので、妊娠がわかってから摂取するのでは既に遅いのです

 

ですから、妊活中からしっかり葉酸を摂っておくことが大事なのですね。

 

子宮内膜を厚くすることで妊娠しやすくする

 

葉酸は細胞分裂に関わるだけでなく、造血作用があることでも知られています。

 

ビタミンB12とともに、「造血のビタミン」とも呼ばれているんですよ。

 

そしてその作用から、子宮内膜を厚くしてくれる働きがあるのです。

 

子宮内膜と言うのは赤ちゃんのおふとんとも呼ばれており、厚くふかふかだと着床率がアップし、かつ着床卵の定着も良くなります

 

早産・流産を予防する

 

葉酸はアミノ酸の代謝にも関わっており、葉酸が不足すると、血中に存在するアミノ酸の一種であるホモシステインの濃度が上がります。

 

ホモシステインは悪玉アミノ酸とも呼ばれており、血中濃度が上がってしまうと胚の生育が阻害されることで早産や流産のリスクが高まるとされています。

 

実際にアメリカのハーバード大学が看護師女性の妊娠前の葉酸の摂取量毎の流産率を比較した調査においても、妊娠前から葉酸を摂取していた女性の流産率は低くなっていた、という結果が出ているんですよ。